水引

新春の余韻を感じる暇もなく、気づけば1月も終わろうとしています。朝晩の冷え込みも厳しく、冬真っ盛りといったところでしょうか。

沙羅では恒例の「季節の花」1月~2月は梅の花飾りをご提供させていただいています。その中のアイテムとして【水引】を使っているのですが、詳しく調べたことがなかったので少し調べてみました。

 

冠婚葬祭の場面では欠かせない水引。思いつくのはご祝儀袋や香典袋についているものですよね。

結び方も色々あるようですが、主には【花結び】と【結び切り】の2種類だそうです。

花結びはほどいて何度も結べるため繰り返しても良いこと、出産や長寿祝いなどのお祝い事に。と一般的に言われているそうですが、本来は結びなおして使うものではなく水引とは「この中身は清い物です」という意味を込めているそうなのでこの説は諸説ありのようです。結び切りは二度とあってはならない一度切りにしたいこと、結婚や弔事、災害病気見舞いなどに使う…なるほどです。

他にも使用する本数が目的の内容によって違ったりと、色々奥が深いものでした。

これぞ日本文化だと一言で括ってしまいがちですが、ふとした時にこんなふうに日常にある物の意味を考え、見直してみるのも良いなぁと思った睦月の終わりでした。