~着物について~

あっという間に梅雨が明け、夏に突入という感じです。

とりあえずは夏を乗り切ろうという気合を込めて、社内研修の一環として着物の着付けの実技テストを実施いたしました。

昔ながらの白い着物(経帷子)の着付けに加え、洋服は勿論着物の着付けも致します。

着物は日本の歴史と伝統の中から生まれた、合理的で美しい衣装です。四季を柄で現わしたり、TPOに合わせた格付けがあったりと、とても奥が深いもので…。

しかし日常生活から着物が遠くなってしまった現代では、昔のように「親から子」「子から孫」へといった伝承も少なくなり、ますます着物の知識も薄れていくのは致し方無いとはいえ…。湯灌納棺士の我々がそれではいけない!という思いからの実技テストでした。

ちなみに、着物の合わせで「右前」「左前」という言い方をするのですが、通常は右前着付け=側が手という意味なので左側の身ごろが上になります。

これもちょっとした専門知識?になるのかどうか…